こんにちはこんばんは、おがっちょです!
先日ご紹介した『IPN』というフレームワークは、そのときの記事でも記載しましたが
“WHY探し”の時に自分のエピソード(または、人生においての心の変化のポイント)を整理するためのフレームワーク
つまり、収集したいくつものエピソードを「WHYに近そうな順に並べる」為だけのフレームワークだったと云うことなんです。
この順位付けの後に、どのようなプロセスがあるかというと
①ストーリーを集める
↓※ここで、効率を考えてストーリー検証の優先順位をつける為に『IPN』を活用
②ストーリーを共有する
③テーマを見極める
④WHYステートメントを下書きする
つまり、『IPN』でエピソード・ストーリーの検証順位を決定した後に、
②の『ストーリーの共有』のステージに入っていくのですが、
そこで有効なのがこれも以前記事公開していた『エレベーターピッチ』とそれに対する”フィードバック”の繰り返しなんですね~。
②はフィードバッカー(パートナー)達と繰り返し、繰り返し行うことが大切です。
エピソード候補の中から自分自身の感覚も大事ですが、この『エレベーターピッチ』では共感してもらえる度合いが高いエピソードはどれなのか?に重点を置き絞り込んでいきましょう。
その上で、
③の『テーマを見極める』というステージでしっかり、
WHYを深掘りする必要があります。
が、ありがちなのは①②のプロセスで手応えを感じてしまい
「WHYが見つかった!」と思ってしまう事。
そしてその為、WHYの深掘りをしないという残念な結果になってしまうケースが生じてしまうことがあるんです
『なぜなぜ分析』はトヨタ自動車から生まれた、問題解決の方法です。
元副社長である大野耐一氏の著書『トヨタ生産方式』で広く知られるところになりました。
ある問題に対して「なぜ」を複数回繰り返して
表層的な要因ではなく、その問題の根本的な要因をあぶり出す事で
本質的な問題解決の対策を立てることが出来る、トヨタが使っているという
最高の実績がある問題解決方法なのです。
『なぜなぜ分析』『なぜなぜ方式』『5Whys』などと呼ばれることがあります。
こんな風に本質的な要因を探っていく方法なんです。
つまり、要因1~4の解決をしても、根本的な要因の解決が出来ていないのでまたヒューズが切れる結果になるという事です。
こんな風に
これを、WHYの深掘りに応用すると、
応用編:WHYだと思っている事が、本当にWHYか?深掘りに活用 |
問いの形式が「なぜ?」になってはいないのですが、おがっちょは自分で『なぜなぜ分析』を応用してこんな深掘り方法を実践してました。
WHY探しのバイブルとも言える、サイモン・シネックの著書『FIND YOUR WHY』で書いてある内容にも通じるところがあると思いますので、良かったら試してみてください
上記の応用編でもあったように、「WHYが見つかった!」と思った時は、まず「HOW(どのように)やWHAT(何をするか)が混じってないかな?」と疑う事をオススメします。
先日、ブログで紹介した『IPN』で登場したAさんとは、この『WHY深掘り』の手前までで終わってしまっていたので、中途半端になってしまっていてちょっと反省していたんです。
この記事がもし少しでも、WHY探しに苦労している方々のヒントになればとても嬉しい限りです
それでは、また~!

※この記事は『前編』があります!
続けて「オリジナルフレームワーク『IPN』」もどうぞ!
初めてWHY探しをする方はコチラがオススメです
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